夢PCAGIP(PCAGIP Dreamwork)
夢PCAGIP(ゆめピカジップ)とは、小グループで実施するグループワークで、夢提供者が自分の夢(寝ている時に見る夢)の意味を見出すことを援助するワークです。夢提供者がグループメンバーの質問や感想、問いかけなどから夢を理解し、夢の持つ新たな側面に気づくことがワークの目的です。所要時間は90分から120分が目安で、8人程度のグループで行います。
従来の「夢解釈」には予め夢の意味が用意されており、夢に出たアイテムについて「夢辞典」などで意味を調べることが一般的です。一方、夢PCAGIPではそうした「理解のお仕着せ」は行いません。グループメンバーみんなで夢の体験をじっくりとあじわい、互いの体験を共有し、夢の意味を検討しながら、夢の世界を旅していきます。ワークを通して夢とグループ体験を楽しんでいただければ幸いです。
夢PCAGIP研究会
詳しくは、Facebookページ「夢PCAGIP研究会」から。
https://www.facebook.com/yumepcagip/
参考資料
参考文献
筒井優介(2020):夢PCAGIPの開発に関する研究 : グループでの夢理解のために 『関西大学大学院心理学研究科博士論文』 <要旨LINK> <本文LINK>
池見陽(編)『傾聴・心理臨床学アップデートとフォーカシング―感じる・話す・聴くの基本』(ナカニシヤ出版)
・・・筒井が夢理解で執筆しています。
筒井優介:夢PCAGIPの試み―グループによる相互作用の活用(紀要論文)
・・・リンクはこちらから(別ページへ移動)。
出張! 夢PCAGIPワークショップ
夢PCAGIPを体験したい方がいる団体に、筒井が出張してワークショップを開催します。詳細などは下記アドレスまでお問い合わせください。
E-mail: yume-pcagip@shimanchu-room.net
これまで開催された夢PCAGIPワークショップ
1.2017年 3月@福岡
2.2017年 5月@大阪
3.2017年 9月@浜松
4.2018年 3月@愛媛
5.2018年11月@吹田
6.2018年12月@名古屋
7.2019年 3月@愛媛
8.2019年 3月@那覇
9.2020年12月@仙台
10.2021年10月@仙台